この授業は、観光学における主要テーマのひとつである「レジャー(余暇)」に焦点を当てます。学生はレジャーに関わる概念やその捉え方についての知識を深め、様々な現象の分析や、諸課題への解決策の提案ができるようになることを目指します。加えて、グループによるディスカッションへの主体的な参加を通じて、他者のレジャー観を理解し建設的な議論ができるようになることも狙いとしています。レジャーは私たち自身の生活や社会のあり方と深く関わっているため、この授業の学修成果はレジャー・観光産業における政策立案やプログラム開発のみならず、個々人の生活の質の向上や、地域社会の健全な発展に活かすことができます。